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オレゴンブルワリーのプロフィール(7):Gilgamesh Brewing

4月からスタートしたちょっとしたミニシリーズの引き続きです。シリーズの目的として、日本までクラフトビールを送るオレゴンのブルワリーのか簡単な紹介です。その紹介によって少しだけ各ブルワリーのストーリー、コロナ対策、これからのビール市場に関する予測を共有します。尚、コロナの悪期中には日本の皆さんに国産クラフトビール醸造所を支援して頂きたいと思います。やっぱり、「Drink Local!」はもの凄く大事です。だが、たまにオレゴン産のビールを飲んで頂けば大変有り難いです!

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今回、オレゴンのセーレム市のGilgamesh Brewing(ギルガメッシュ・ブルーイング)を紹介します。ギルガメッシュは2009年に設立され、オーナーはLee Radtkeさんと彼の3人息子です。つまり、ファミリービジネスですね。会社を立ち上げる前、リーさんはホームブルワー(自家醸造家)であり、ホームブルーイング賞をよく受賞しました。現在、醸造所以外にセーレムエリアでパブ3店舗も経営しています。フラッグシップビールの中IPA系のビールは好評であり、「Mamba」は様々な紅茶の使用によるかなり面白いビールです。フラッグシップ以外に、「シェフ・シリーズ」はポートランドの大人気のあるレストランのチェフさんとのコラボによる、その飲食店のメニューとペアーリングになるビールも仕込む。日本では、ギルガメッシュの輸入者はファーマーズです。

先日、メール取材でギルガメッシュのマーケティングマネージャーのMette Mosquera(メッタ・モスケラーさん)に色々聞いて、彼女からの回答は下記の通り:

スーパーバイザ中のリーさん。

オ州酒いつから日本にビールを輸出してますか?

メットさん2014年からビールを日本に輸出しています。

オ州酒日本でのトップセラーは何ですか?

メットさん:日本で最も売れているビールはやっぱりIPA系のビールですね。例えば、ヘイジーIPA、Doug FIRocious Double IPA、Oedipus IPAなど。 Oedipus IPAは、最近に誕生したPacific Crush IPAに置き換えられており、Oedipus IPAと同じ人気(できればそれ以上)になると確信しています。

これから日本上陸するPacific Crush IPA。

オ州酒:コロナウイルスのパンデミックによって、貴醸造所が行った大きな変更は何ですか?

メットさん:現在、ビールの問屋は生ビールを一切発注しないため、パッケージ(缶・瓶)ビールのみに生産をシフトしています。 また、弊社では醸造所以外に3つのレストランがありますが、全店舗の店内サービスを中止してテークアウトのみのサービスを提供するのは必要となりました。 ビール仕込みの長い一日は終わってから後、私たちはお客様と一緒にビールを楽しむのを逃しています。(オ州酒ブログのコメント:サーレムエリアの最近の市場再開による、ギルガメシュは5月22日から店内サービスを再び提供しました。店内では、ソシアルディスタンシングは原則となっています)。

オ州酒:1年後、オレゴン州のクラフトビール業界はどのように違いますか? メットさん:何が起こるかを予測するのは難しいですが、残念にいくつかの醸造所は破産します。 中小企業のように、インディペンデントな醸造所は非常に厳しいマージンで運営されており、この経済的な閉鎖による醸造所を再開しないことは可能だ。それは悲惨です。 反対に、今の嵐を乗り超える醸造所はより強くなり、うまくいけば他醸造所の失業しているスタッフを雇うような立場になるでしょう。

ポートランドの名タイ料理屋「Pok Pok」とのコラボ「シェフ・シリーズ」ビール。

オ州酒:コロナウイルスの「希望の光」はありますか?

メットさん:コロナウイルスの肯定的な側面を見ることは困難です。醸造所のコアスタッフは業務を前進させ、引き続きビールを醸造するために協力しています。それは本当に感動的です。ギルガメッシュは常に親密なグループですが、スタッフの人数が減ったため、さらに親密になりました。皆がビジネスを維持できるために必要なことは何でもしています。たとえば、弊社のヘッドブリューワーは経理のアシストをしています。そして、ファンとよりクロースになっています。ファンと一緒に頑張る気は強いです!ギルガメッシュは、ビールの提供を通してファンのためにこの暗い時期に少しでもブライトスポットをつくれば大変光栄です。

オ州酒:日本のファンたちへのメッセージは?

メットさん:WE LOVE YOU! ソーシャルメディアでギルガメッシュのビールの写真を投稿、共有、タグ付けしてください! 私たちはそれらを見るのは大好き!!!

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