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オレゴンで学んだ秋田の女性サイダーメーカー

先月、3人の素晴らしい女性にお世話になりました。そのうちの2人は秋田県横手Hostel&Bar CAMOSIBAのオーナーの阿部ま円香(あべ・まどか)さんとスタッフの松橋真美(まつはし・まみ)さんです。円香さんと真美さんは去年の7月にオレゴンへ来て下さって、彼女たちにオレゴンのハードサイダーシーンを案内差し上げた。その時、「将来、秋田でハードサイダーを作りたい」の夢をおしゃってくれました。日本人レディーサイダーメーカーを聞いたことはないの僕はかなり感動しました。帰国後、円香さんと真美さんは改めてご連絡して、オレゴンのサイダリー(ハードサイダーを造るどころ)でインターンシップをしたいことを伝えてくれました。「やっぱり、彼女たちの夢は進んでいるね!」と思いました。

Hostel&Bar CAMOSIBAの真美さん(左)、円香さん(右)

円香さんと真美さんのご依頼によって、3人目の素晴らしい女性を紹介しました。彼女は、Bauman's Cider Company(バウマンズ・サイダー・カンパニー)のChristine Walter(クリスティン・ワルター)さんです。クリスティンさんはバウマンズの説業者でありとても美味しいハードサイダーを作ります。そして、彼女の大学の専攻は日本語でしたので円香さん、真美さんのご希望のぴったりなマッチを!クリスティンさんのサイダーはまだ日本で手に入らないですが、ポートランドエリアのスーパー(例:New Seasons, Whole Foods, Market of Choice, Fred Meyer)で買えます。彼女のサイダーをよく取り扱うバーはSchilling Cider House, Little Beastのタップルームです。

美味しいサイダーを作るクリスティンさん

クリスティンさんはものすごく優しい方、インターンとして円香さんと真美さんを受けて下さった。お互いに本当に充実した経験だったらしい。円香さんと真美さんはすでに日本に帰国しましたが、までオレゴン滞在中に僕はバウマンズでお邪魔して、彼女たちの取材をしました:

オ州酒:インターンシップの期間、目標、内容は何ですか?

円香さん&真美さん:インターンシップの期間は1月9日〜2月4日です。目標はたくさんの勉強です!例えば、醸造の工程、設備のこと、素材のことなど。様々な段階で実際にサイダーを作ることは重要な目標です。幸いに、ボッビーさん(クリスティンさんのアシスタント)は上手にサイダーを作って、いい先生です。内容はデイバイデイです。ある日、サイダーの濾過をします。他の日は酵母の投入です。そして、別の日に副原料のフルーツを添加します。色々です。最後の「卒業論文」は最初から最後まで自分でサイダーを作ることです。それには、地元オレゴンのりんご X 国産りんご(フジ、紅の夢)を使用するレシピになります!

お世話してくれた「サイダー先生」のボッビーさん(右)

オ州酒:なぜご希望のインターンシップ先はオレゴンでしたか?

円香さん&真美さん:情報としてオレゴンのサイダーは多かった。そして、2019年の7月に来て、「ちゃんとサイダーカルチャーはあるな」と思いました。アメリカでは、オレゴンは人口当たりのサイダー消費率は一番高いです。もちろん、美味しいサイダーは多いです!

サイダリーの隣にある納屋にて

オ州酒:一番勉強になったことは何ですか?

円香さん&真美さん:本来、りんごのことだけは大事と思ったが、酵母のチョイス、亜硫酸・サルファイトの使い方、タニンの使い方、酸化対策も大事だと分てきました。おいしいサイダーは思ったより複雑です!りんごだけではなく、品質管理及び安定感も大事です。

大事な仕事中

オ州酒:将来の予定は?

円香さん&真美さん:日本に帰ったら今まで使った2つのサイダーをリリースします。銘柄は「OK, ADAM」です。2月23日にHostel&Bar CAMOSIBAでリリースパーティーをする予定はあり、その後に秋田県内で他の場所で販売する予定です。春から東京でリリースしたいです。今まで委託醸造ベースでハードサイダーを作って貰いましたが、自分のサイダリーを建つ予定です。2021年のフッド・トゥ・フジに出店する予定(笑)!

円香さん&真美さんの完成品!!!

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