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ポートランドのサイダー職人:ナット•ウエストさん


クラフトビールが有名なポートランドは「ビール天国」と呼ばれています。しかし、最近にポートランドのサイダー(ようするにハードサイダーまたはシドル)シーンが大人気になって「サイダー天国」(Cidervana)のニックネームも誕生しました。現在、ポートランド市内にはサイダー(サイダー醸造所)9軒があり、サイダー専用タップルームが4軒があります。そして、ほとんどどこでものビアバーにはサイダー1、2タップを提供します。

本当にNice Guyのナットさん。

ポートランドのサイダリーの中でReverend Nat's Hard Cider(レヴェレンド•ナッツ•ハード•サイダー)は凄く面白いです。瓶のデザインは格好いいこともありますがやっぱり味や使用する素材が独特です。様々なりんごを使用するサイダーを提供するし、りんごベースの上にホップ、生姜、アプリコット、洋梨、ブラックベリー、オレンジの皮、ベルジャン酵母などを使用するサイダーも提供します。クラフトビールブルワリーのように定番、季節限定、樽熟成の商品があります。

瓶はめっちゃ格好いい!

3月にレヴェレンド•ナッツの設立者のナット•ウェストさんを取材してサイダーのお勉強に凄くなりました。ナットさんのインタビューをご覧ください! オ州酒:「サイダー」とは?「クラフトサイダー」とは?

ナット•ウェストさん:簡単に言いますと「サイダー」はりんご酒です。なお、伝統的なサイダーはりんごのみを使用しますがアメリカの西海岸ではその他の素材を加えます。こちらでは、今のムーブメントは新しくて面白い味をするのサイダーです。 「クラフトサイダー」は95%〜100%りんごジュースを使用する小規模のサイダリーが造るサイダーです。そのかわり大手のサイダー(例:Angry Orchard)のサイダーは90%水、5%りんごのコンク(濃縮されたジュース)、5%ブドウ糖です。美味しくないです(笑)。

本当のジュースを使用するナットさん。。。

オ州酒:サイダーはビールと主に何が違う?

ナット•ウェストさん:サイダーの発酵生成分はりんごです。逆に、ビールの発酵生成分は穀物です。ビールと違ってサイダーはグルテンフリーです。サイダーを飲むとビールほどお腹が膨らむような気持ちをしない。カクテルみたいです。

しかしながら、サイダーはビールとよく似ています。アルコール度は大体同じです。飲む量が一緒。サイダーの甘みはビールの甘みと似ます。サイダーの酸味はサワービールの味が近いです。そしてサイダーはビールのように飲まれています。ようするにビアバー、パブでよく飲まれています。クラフトビールと全く同じように新鮮度がヴァラエティが大事です。変な言い方かもしれないがサイダーはビール文化の一部です。

瓶だけではない。需要があり過ぎてケッグも必要です!

オ州酒:サイダー職人はどんな人ですか?

ナット•ウェストさん:まず、サイダー職人はビールを好きじゃないとダメですよ。やっぱり、サイダーはビール文化の一部であり、サイダードリンカーはビールドリンカーとほぼ同じ市場です。すからビールを分からないと難しいと思います。サイダー職人ならフルーツ発酵をよくわかることが当然に重要ですね。ワインメーキングみたいです。そして、サイダー産業はまだ小さくてサポートが少ないので自分で新しいアイディアを発想したり、自分で問題を解決することが必要です。

オ州酒:Reverend Nat'sの独特点を教えてください。

ナット•ウェストさん:僕たちのインスピはクラフトビールです。ですから僕らは他のサイダリーが使用しない素材を使って複雑な(complex)サイダーを提供します。例えば家のナンバーワンセラーはりんごジュース、ホップ、アプリコット、ヴィッツェンビールのスパイス、セイゾンビールの酵母を使用する「Hopricot」です。僕らのナンバーツーセラーはりんごジュース、黒蜜、ピーチの風味を出す酵母、セイゾンビールの酵母を使用する「Revival」です。この2つのサイダーより面白い素材を使用するサイダーもありますよ!弊サイダリーのような幅広いサイダーレンジを提供するサイダリーがないと思います!

樽熟成サイダーもあります。スゴイ。。。

オ州酒:ポートランドのクラフトサイダーシーンはどうですか?なぜサイダーは今に「ホット」ですか?

ナット•ウェストさん:ポートランドの人口当たりのサイダー消費率はアメリカのトップです。サンディエゴ、ロズアンジェレスではクラフトビールが人気ですが大手サイダーしかないです。ポートランド市内にクラフトサイダリー9軒があります(シアトル=1軒、ロスに=1軒、サンフランシスコ=0軒)。ですからポートランドではサイダーツアーができます(笑)! サイダーの人気度の理由がたくさんあります。まず、本当に美味しいサイダーを造るとやっぱりサイダーが初めてのお客さんでも飲んでくれます。大手のりんごコンクを使用するサイダーならサイダーの経験がないお客さんは飲んでくれないね。もう一つの理由はクラフトビールドリンカーの新しい味をいつも追求することです。「ビール天国」のポートランドではビールドリンカーは多いですからその結果サイダードリンカーも多いです。

オ州酒:Reverend Nat'sのサイダーをどこで買えますか?日本で買えますか?

ナット•ウェストさん:家のタップルームなら他のところで飲めないサイダーを飲めます。ポートランドの「Bushwhacker」というサイダー専用バーは弊社の商品を扱ってくれます。そして、ポートランドのトップビアバー(例:エイペックスビアモンガーズベルモント•ステーションベイリーズ)で僕らのサイダーを飲めます。ポートランドのスーパーもレヴェレンド•ナッツのサイダーを扱います。

日本では家のディストリビューターは「枯れずのビア」です。僕らのサイダーを提供してくれるお店は東京のBAR SWITCHと札幌のBEER CELLAR SAPPOROです。日本の皆さん、家のサイダーを飲んでください! 実は日本酒醸造所とサイダー•日本酒コラボ商品を造りたいです!ご興味のある醸造所があればご連絡ください!

タップルームの営業時間です。グラウラーフィルもします!

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