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ポートランドの「ワイナリーパブ」


本ブログは以前に報告したように「ワイナリー」と「ヴィンヤード」は同じことではありません。「ワイナリー」はワインを造るところであり、「ヴィンヤード」がワイン用のブドウを育つ農場である。両方は同じオーナーシップにされることが多いですがワイナリーとヴィンヤードが違う場所、違うオーナーシップのケースも多いです。つまり、ワイナリーは別にワインカントリーのぶどう園から離れても結構です。ようするにヴィンヤードのブドウを買ってワインカントリー以外のところまで運んで美味しいワインを造れます。ということで、街の中にもワイナリーはあることが可能です。そのようなワイナリーはUrban Winery(アーバン・ワイナリー)と呼ばれます。現在、ポートランド市内にあるアーバン・ワイナリーは約16件があります。スゴイ!!!

ポートランドの真ん中にあるTeutonic Wine Company

今回のエントリーによって、その一つの本当にユーニークなポートランドアーバン・ワイナリーを簡単に紹介したいと思います。Teutonic Wine Company(トュートニック・ワイン・カンパニー)はポートランドのサウスイースト地区に位置してオーナーワインメーカーはBarnaby Tuttle(バーナビー・タットルさん)です。

「ワインの民主化」をしたいバーナビーさん

トュートニックには、独特点は主に2つがあります。1点目の独特点ですが、バーナビーさんは基本的にドイツのモーゼル谷地区に栽培されるぶどうしか使用しません。ですからピノ・ノワール、ピノ・グリス、ピノメウニエ、ミュラートゥルガウ、リースリングやシルバナーのワインがが多いです。

なお、バーナビーさんはワイン造りに関して自分で勉強して色々トライしました。つまり、発酵工学の学校へ行かず、ユーチューブのビデオを見たり、大勢な人々を話ししたり、ドイツへ行ったりしました。2005年にオレゴンの田舎でぶどうの苗を植えって、2008年に初めてのヴィンテージを出しました。現在、自分のぶどう園以外に14ヶ所の畑からぶどうを買います。

ワイン瓶のラバルは全て異なる。。。

哲学として、バーナビーさんはできるだけぶどうのテロワールをよく伝いたいです。ですからトュートニックの全てのワインはナチュラルワインであり、提携するぶどう園に殺虫剤、除草剤、農薬が使用されない。そして、ワインを造るときバーナビーさんはぶどうに付いてある野生酵母しか使わないで、ニュートラルオーク樽(つまり、オーキーな風味をしない樽)使用のみです。その結果、トュートニックのワインはかなりミネラルの風味をしてクリアーな味をします。他のアーバンワイナリーのワインとやっぱ違います。

2点目の独特点はトュートニックのテースティングルームです。それにもバーナビーさんの哲学が大事です。バーナビーさんは語る。「ワインの民主化をしたいです。つまり 、スノッビーな雰囲気ではなく、お客さんがお楽しみながら美味しいワインを飲む場所を提供したいです。ですから、「ワイナリーパブ」のようなテースティングルームを立ち上げました」。

やっぱり、トュートニックのテースティングルームは通常のワインバーとずいぶん違う。ビールパブのように店内の雰囲気はとてもリラクシングです。レコードプレイヤーに回るLPはパンクまたはロック音楽を出します。バーナビーさんは大好きな安いビールのRainer(レニアー)も提供されています。

バーナビーさんと彼が大好きないクラシックトラック(&ビール)

駐車場にバーナビーさんの格好良いクラシックトラックは駐車され、4月〜9月の毎週の日曜日にSeafood Sunday(シーフード・サンディー)パーティーが行います。もちろん、パブと同じくスタッフはとてもフレンドリーであり、よく対話してくれます。ワインメーキング設備を見えなかったら、ワインリーと思わないかも。

シーフード・サンディー(パイエルの日)

Photo: Joshua Chang

トュートニックのワイナリーまで日本人お客さんはたまに行くらしい。バーナビーさんは日本人が大好きので是非彼の「パブ」で彼の美味しいワインを飲んでみてください!

Teutonic Wine Company 3303 SE 20th Ave. Portland, OR

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