オレゴンのミード(蜂蜜酒)ガイド
約3年前に、ミードのことを紹介しました。日本語にあんまり知られていないものですが、ミード(Mead)は蜂蜜酒のことです。なお、日本では「ハニーワイン」の呼び方もあります。実はミードが世界の一番古い酒類の一つです。超甘いのミードからかなり辛口のミードの幅広いレンジがあります。昔からの酒類なのにアメリカ人もミードのことを知らない。一般アメリカ人にとって中世期ヨーロッパの王様は飲んだお酒の漠然なイメージがします。でも、最近お酒好きなオレゴンではミードは少しカムバックをしています。ですから今回のエントリーによってポートランドのミードシーンを簡単に紹介します。日本では中々ミードを飲めないので是非下記のお店をお訪ねください!
Stung Fermented
Stung Fermented(スタング・ファーメンテッド)はもしかしたらポートランドのミードシーンの一番ホットなミードリー(ミード醸造所)です。場所はCulmination Brewingクラフトビール醸造所のすぐ近くのノースイースト地区に位置します。タップルームは格好いいです。スタングのミードの特徴は辛口の味であり、微炭酸入りのことです。ホップ使用のミードも提供します。ですからビールまたはサイダー代わりとして飲みます。パッ(瓶)もビールみたいです。生で数量限定のミードもあります。
Photo: Stung Fermented
Stung Fermented
2117 NE Oregon St., Suite 202, Portland, OR, 97232
Nectar Creek
Nectar Creek(ネクター・クリーク)はポートランドから車で約1時間半のCorvallis(コーバリス市)にあるミードリーです。 テースティングルームもあります(木〜土曜日)。定番の「Waggle」は炭酸入り蜂蜜の味をよく表現しますが、そんなに甘くない。ジンジャー、ラズベリー使用する炭酸入り定番ミードもあります。時々生ミードで数量限定ミード(例:ベルジャン酵母使用するミード、樽熟成ミード)も提供されます!
Photo: Travel Oregon
Nectar Creek 33848 SE Eastgate Circle,Corvallis, OR 97333
Fringe Meadery
Fringe Meadery(フリンジ・ミートリー)はポートランドのハイ•ホイール•ワインと同じスペースをシェアします。ですからフリンジのミードはハイ•ホイールのタップルームで頂けます。上記のスタングやネクター・クリークと違ってフリンジはビールっぽく(甘くない、炭酸入り)のミードを作りません。逆に、フリンジはもう少し甘いだけ(セミスイート)ワインっぽくのミードを作ります。フリンジのもう一つの特徴はシングルオリジン(つまり、一つの花類)の蜂蜜使用することです。ワインのぶどうのように花類によって味は全然違います!
Photo: Fringe Meadery
Fringe Meadery
6719 NE 18th Ave., Portland, OR, 97211 (Hi-Wheel Taproom) www.fringemead.com
Mead Market
Mead Market(ミード・マーケット)はBee Thinking(ビー・シンキング)という蜂関連のお店(蜜蝋、蜂の巣箱などの販売店)と同じスペースにあります。実はミード・マーケットはミードリーではなく、様々なミードを扱うお店です。甘いミード、辛口ミード、炭酸入りミード、ワインっぽくのミードのお揃いがあり、おそらくポートランドで一番ミード類を提供するお店です。「ミードのワインショップ」の雰囲気がします。ミードを始めて買うお客さんは多いのでスタッフは優しく説明してくれて、時々無料の試飲もできます。
Photo: Mead Market
Mead Market
1551 SE Poplar Ave., Portland, Oregon 97214 (Bee Thinking内)
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